金属熱処理
Q 真空焼入れはできますか?
A 対応できます。
大小3台の真空炉を所有しております。
(設備一覧を参照ください。)
小型の真空炉は積載重量30Kgまでなのですが、実験・試験品など
小ロットの真空焼入れ用として好評を得ております。
小型炉なので、小回りが利くため短納期、低コストでの対応が
可能であります。
Q どのくらいの浸炭深さを処理していますか?
A 浸炭焼入れは毎日実施しております。
平日は有効深さ0.8~1.2mm程度を実施しておりますので
受領後、翌日のお引渡し、発送が可能であります。
1.5mm以上のものに関しては週末での対応となります。
対応深さが週末毎に違いますので、お気軽にお問い合わせください。
浅い深さ(有効深さ0.3~0.5mm)も取り扱っておりますので
こちらについてもお問い合わせください。
Q SUS630の析出硬化処理は可能ですか?
A 可能であります。
御依頼の際に析出硬化処理(H900/H1025/H1075/H1150)の指示をお願いいたします。
Q アルミ板材のアニール処理は可能ですか
A 可能であります。ご指定の温度、時間指定がありましたらお申し付けください。
Q コーティングは取り扱っていますか?
A 取り扱っております。
種類としてはTIN(金色)、TIC(銀色)とありますので
用途に応じてご依頼ください。
Q 熱処理後に黒染めをしたいのですが可能ですか。
A 可能です。当社協力工場に黒染めメーカーがありますので対応できます。
Q 1個でも処理してもらえるのですか
A 1個から処理いたします。
Q 反り、曲がりはどの程度発生しますか
A 熱をかけるので反り、曲がりは確実に発生します。実際にどの程度発生するかは不明です。ただ、変形を最小限にすることは可能であり、その技術はもっております。
(大量にある場合は、試作にて現認いただくことも可能であります。)
Q 浸炭焼入れ時の「有効硬化層深さ、全硬硬化層深さ」ってなんですか。
A 日本工業規格(JIS G 0557)によれば、表面からビッカス硬さ550までの位置までの距離を「有効硬化層深さ」と規定しており、生地の硬さまでの距離を「全硬化層深さ」と規定しております。
Q 磁気探傷検査とはどういったものですか
A 鋼材を灯油に懸濁させた液の浴槽に浸漬するか、ふりかけて、表面の亀裂、割れを確認する検査(磁気探傷試験湿式法)です。
Q ショットブラスト処理は出来ますか。
A ショットブラストの設備が2つありますので、用途に応じて対応が可能です。
Q 大きい製品ですが、浸炭は可能ですか。
A 県下最大級のバッチ炉を所有しております。サイズは720(W)×1150(L)×800(H)で、このサイズに入れば、処理は可能です。
Q ねじのような小さいものでも処理は可能ですか。
A 可能です。小さいサイズから、大きいサイズまで処理を承ります。
Q 熱処理の試験を何通りかに分けてお願いしたいのですが可能ですか。
A 新設しました試作工房が本件の窓口となります。個々の試験条件に沿った処理を実施致しますので、まずはご一読、ご一報ください。
Q 熱処理後の黒染め、メッキ処理も対応可能ですか。
A 対応可能です。協力工場が黒染め、メッキを取り扱っておりますので、ご依頼時にご相談ください。